痛風の症状と食事・治療ガイド

■痛風とは

血清尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態を「高尿酸血症」といい、
この状態が長く続くことで尿酸塩結晶が関節に沈着して起こる炎症がいわゆる「痛風発作」です。
この発作は1~2週間ほどで通常おさまりますが、その後に尿酸値を適正に下げるようにしないと必ず再発します。
また、尿酸値が高いという事は体の代謝に異常がある事を意味しますから、
これを放置すれば痛風関節炎以外にも様々な問題(尿路結石や腎障害、その他の生活習慣病等)を抱えることになります。

「風が吹いても痛い」と言われる名の通り、激しい痛みが特徴的な痛風。
その主な症状は骨折以上とも言われるほどの強い痛みで「痛風発作」と言います。
痛風発作は足の親指の付け根の関節やくるぶしなどに起きることが多く、赤く腫れて激しく痛むのが特徴です。


■痛風の症状

ある日突如として足の親指の付け根の関節が赤く腫れて痛み出します。
その痛みは骨折したかと思うほどに激烈で、2~3日は歩くのも困難になるほどのものです。
発作的な症状なので痛風発作と呼びますが、大抵は1~2週間程度経つと次第におさまって、しばらくすると全く症状がなくなります。
ただし半年から1年経つとまた同じような発作が起こり、それを繰り返しているうちに、足首や膝の関節が腫れはじめ、
発作の間隔が徐々に短くなっていきます。
この頃になると関節の症状だけでなく、腎臓など内臓も少しずつ侵されるようになってきます。

やっかいなのは、高尿酸血症には自覚症状がない為、
この状態を数年(長ければ10年以上)放置する事である日突然に激しい痛みに襲われてしまう事です。
痛風発作が起こる時間帯は夜中から明け方にかけてが最も多いのですが、
これは就寝中に血圧が下がり血液の循環が悪くなるところから、体温が下がり結晶が出来やすくなるのではないかと考えられています。
痛風発作の経過としては、まず足の親指の付け根にじんじんするような違和感を覚え、
それが次第に強くなって激しい痛みに変わります。
そして足の親指付け根あたりが赤く腫れあがり、足を動かしたり何かに少し触れただけでも激痛が走ります。
この激痛は2~3日でおさまり、その後軽い痛みが1~2週間続きます。
それ以降は徐々に痛みが無くなってしまいます。そして少し紫っぽい色を帯びて薄皮が一枚はがれたような状態になります。

ちなみに痛風の発作が現れる部位の9割以上が膝から下で、7割は足の親指の付け根です。

上述の通り痛風発作は時間が経つと痛みが全く無くなってしまう為、治療を怠る人が多くいます。
しかしこれは治癒した訳ではなく、放置しておくとまた発作に襲われます。
しかもその発作の周期は次第に短くなっていき、恐ろしい合併症にもかかってしまいます。
痛風の本当の恐さは発作時のその激しい痛みではなく、合併症を引き起こしやすいという点なのです。
 
 
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